経済
社長指名に「えっ」と驚き シスメックスの浅野氏、家次氏後任に 検査・診断事業の市場拡大に意欲
シスメックスの社長交代の発表会見で、次期社長に決まった浅野薫取締役専務執行役員(64)と家次恒会長兼社長(73)との主なやりとりは次の通り。
家次氏「(浅野氏は)技術系に強く、手術支援ロボット開発を担い、最高技術責任者(CTO)として研究開発のグローバル化を達成してくれた。人としても信頼できる」
浅野氏「ヘルスケア領域では技術革新が進行している。新しい技術を検査の領域に取り入れ、高齢化社会のさまざまな課題を解決することで、シスメックスのさらなる発展を実現する」
-いつ頃から後継者を考えていたのか。
家次氏「10年ほど前から。技術系のリーダーシップを見ていて、浅野さんが素晴らしいと思い、1年以上前から後継者にと考えていた。私自身が神戸商工会議所の会頭を昨年11月までやっていたので、それを終えた後に指名した」
-社長就任を伝えられた時の受け止めは。
浅野氏「『えっ』という驚きがあり、大変なことになったというのが正直な感想だった。(家次氏から)後押しの発言をいただき、お受けすることにした」
-どんな会社を目指す。
浅野氏「検査・診断の既存事業はまだまだ新興国などで成長の余地があり、技術革新で大きな市場が生まれる。競争は激しいがチャレンジし、再生・細胞医療やデジタル医療など活性化する領域を取り込みたい」



















