経済
神姫バスにスポーツ自転車積載OK 分解不要、六甲山越えサイクリング楽しんで 三宮~吉川便で県内初
神姫バス(兵庫県姫路市)は4月1日、神戸三宮バスターミナルと三木市の吉川図書館前を結ぶ路線バスで、車内にスポーツ自転車を積載するサービスを始める。バスで六甲山を越え、北播磨の自然の中でサイクリングを楽しめる。同社によると、年間を通じた自転車の積載サービスは兵庫県内で初。(大島光貴)
午前9時の三宮発と午後4時40分の吉川発(土日祝日は午後3時発)の1往復で実施。両バス停でのみ乗降でき、所要時間は1時間弱。片道1台を積み込める。
同路線は定員約50人に対し、平均乗客が6・9~9・7人と少なく、新たな需要の掘り起こしを狙う。
通常、バスに自転車を持ち込む際は分解してバッグに入れる必要がある。新サービスではそのまま、タイヤ留めとベルトで車いす利用スペースに固定する。車いす利用者がいる場合は座席の横に固定する。
いわゆるママチャリや電動アシスト、重さ30キロを超える車両は不可。利用料金はバス運賃950円に積載料金を加えた1430円。利用する前日の午後8時までに、同社が運営するサイト「ローカルプライム」から予約が必要。同社お客様センターTEL079・223・1254