経済
阪神電鉄、神戸・東灘で高架下活用 第1弾は深江駅1階にドラッグストア 「幅広くテナント誘致進める」
阪神電気鉄道(大阪市)と阪急阪神不動産(同)は、2019年に高架化を終えた魚崎駅(神戸市東灘区)-芦屋駅(兵庫県芦屋市)の線路高架下の空間活用を始めた。第1弾として、深江駅1階にドラッグストアが入り、3月に開店した。
両駅間の青木、深江駅を含む東西約3・5キロを「東灘高架下」と名付け、ロゴマークも作成。同店のほか、今後の入居施設や案内看板などで使う。
阪急阪神不動産によると、一帯は子育て世代が多く、青木、深江各駅500メートル圏内の人口は1万3千~1万4千人と魅力的な商圏という。担当者は「東灘高架下の活性化へ、幅広くテナント誘致を進めたい」としている。(大島光貴)