経済
神戸空港に大型貨物機、10日飛来 エアバス「シロイルカ」フランスからヘリ2機空輸
欧州航空機大手エアバスの特別大型貨物機「ベルーガST」が10日午前、神戸市中央区の神戸空港に飛来する。フランス・マルセイユから双発ヘリコプター「H225」2機を輸送する。同空港への到着は2021年12月以来、約1年半ぶり。
同貨物機は、マルセイユを今月6日に出発。10日朝に関西空港を経由して、神戸空港に到着する。同空港敷地内にあるエアバス・ヘリコプターズ・ジャパン(東京)の事業所で、国内向けに納入する機体の組み立てや装備品の取り付けが行われる。
世界最大の胴体幅を持つ同貨物機は、「ベルーガ」とも呼ばれるシロイルカに似た外見から名付けられた。日本には1999年に初めて成田空港にお目見えし、ドラクロワの名画「民衆を導く自由の女神」を運んできた。(大島光貴)