経済
鉄道の魅力満喫! 車両所へGO!! 兵庫県内の4社が公開ツアー 7~9月
JRグループや兵庫県などが7~9月に展開する大型観光事業「兵庫デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、山陽電気鉄道、神戸電鉄、神戸市交通局、JR西日本が連携し、兵庫県内にある車両所を見学するツアーを順次開催する。普段見られない車両などを間近で見てもらい、鉄道の魅力を感じてもらう。
山陽は東二見車庫(明石市)で、営業運転を終えた古い車両を撮影したり、「スターフ」と呼ばれる運転士用の時刻表作りを体験したりするイベントを開催。神鉄は鈴蘭台車両基地(神戸市北区)で、復元された昭和初期製車両の撮影会や、車内アナウンスや扉の開閉を体験する企画などを催す。
神戸市交通局は名谷車両基地(同市須磨区)で、車両洗浄機の通過体験や、今年引退する1000形車両の運転台見学・車掌体験などを実施する。JR西は網干総合車両所明石支所(明石市)で、3月に和田岬線での運行を終えた103系の撮影や乗務員室の見学、床下の機器類の案内などを計画する。
ツアーで見学する車両には兵庫DC限定のヘッドマークを着ける。参加者には同じデザインの缶バッジとシールを贈る。日本旅行「赤い風船 関西版」サイト(https://www.nta.co.jp/akafu/west/)で7月3日から順次発売し、各回先着32~48人。参加料金は大人7千円~1万5800円。(大島光貴)
各社の開催日は次の通り。
山陽=7月22日、8月19日、9月2日▽神鉄=8月5、26日、9月3日▽神戸市交通局=8月20、27日▽JR西=9月16日