経済
大塚製薬、神戸・ポーアイに分析センター開設 医療産業都市で商品の品質管理
神戸市は7日、医薬品大手大塚ホールディングス(HD、東京)の事業子会社、大塚製薬(東京)が、神戸ポートアイランドの神戸医療産業都市に分析センターを開設したと発表した。神戸空港や徳島県にある自社の製造拠点に近い立地を評価した。医薬品や栄養製品、化粧品の品質管理などを行う。
用地は神戸市中央区港島南町5の約3330平方メートル。大塚HDのグループ会社で2022年11月に解散した医療機器卸KiSCO(キスコ)から本社用地と建物とを合わせて購入し、建物を増改築した。購入額を含む投資総額は非公表。医薬品や栄養製品などの品質管理、試験方法の改良や新規分析法の開発などに取り組む。
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