９月２１日に開業する「阪急西宮ガーデンズ　プラス館」のイメージ（阪急阪神不動産提供）

２階部分に壁面緑化を施した「プラス館」東側のイメージ（阪急阪神不動産提供）

「プラス館」８階にオープンする個室型サテライトオフィスのイメージ（阪急阪神不動産提供）

神戸新聞ＮＥＸＴ

　阪急電鉄（大阪市）と阪急阪神不動産（同）は２８日、兵庫県西宮市の商業施設「阪急西宮ガーデンズ」本館西側で建設中の複合施設が、９月２１日に開業すると発表した。名称は「阪急西宮ガーデンズ　プラス館」。２００８年の本館開業に始まった阪急西宮北口駅南東エリアの開発が完了する。

　地上１４階建て、延べ床面積約１万８３００平方メートル。１階に飲食店と酒販店、ヘアサロンの計７店舗、３階にマクドナルドやクリニックなど５テナントが入る。４～９階のオフィスには学習塾や健診センター、証券会社など１０テナントが入る。一部は１０月以降にオープンする予定。

　８階には阪急阪神不動産が運営する個室型サテライトオフィスを設け、リモートワーク需要に対応する。２階は駐輪場となる。１０階以上の賃貸マンション（１１２戸）は９月２５日から入居を開始する。

　ガーデンズは０８年の本館開業後、１８年に医療施設や薬局が入る「別館」と、飲食店などが入る「ゲート館」を増設した。（広岡磨璃）