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コーヒーと茶葉、絶妙のブレンド 上島珈琲店が「丹波篠山ほうじ茶ミルク珈琲」限定販売

2023.09.01
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丹波篠山産の茶葉を使った上島珈琲店の「丹波篠山焙(ほう)じ茶ミルク珈琲」=東京都港区

丹波篠山産の茶葉を使った上島珈琲店の「丹波篠山焙(ほう)じ茶ミルク珈琲」=東京都港区

丹波篠山産の茶葉を使った新商品をPRする兵庫県観光交流官の井川あゆみさん(右から2番目)ら関係者たち=東京都港区

丹波篠山産の茶葉を使った新商品をPRする兵庫県観光交流官の井川あゆみさん(右から2番目)ら関係者たち=東京都港区

丹波篠山産の茶葉を使った上島珈琲店の「丹波篠山焙(ほう)じ茶ミルク珈琲」=東京都港区

丹波篠山産の茶葉を使った上島珈琲店の「丹波篠山焙(ほう)じ茶ミルク珈琲」=東京都港区

 UCCグループのユーシーシーフードサービスシステムズ(神戸市中央区)は1日、全国展開する喫茶「上島珈琲店」で、丹波篠山市産のお茶を使った「丹波篠山焙じ茶ミルク珈琲」の提供を始めた。兵庫県などが展開する観光事業「兵庫デスティネーションキャンペーン」(7~9月)に合わせて期間限定で販売する。

 昨年11月、県がUCCにメニュー開発を提案。神戸で創業し、今年90年を迎える同社は「地元に恩返しを」と快諾した。

 丹波篠山市の味間地域は、県内有数の生産量を誇る茶どころ。昼夜の寒暖差が大きく濃い霧に覆われることから、うまみが凝縮された茶葉が育つ。平安時代に朝廷に献上され、1200年の歴史があるとされる。

 新商品には希少な新芽の葉の部分だけを使い、上品な味わいに仕上げた。

 東京都内で同日開かれた発表会で、フードサービスの吉岡稔人常務は「茶葉とコーヒーのハーモニーを楽しんで、丹波篠山の魅力を発見してもらいたい」。県の井川あゆみ観光交流官は「産地にも足を運んでほしい」と呼びかけた。

 10月10日までの販売予定だが、無くなり次第終了。レギュラーサイズで750円など。宿泊施設「篠山城下町ホテルNIPPONIA(ニッポニア)」での宿泊などが当たるキャンペーンも展開する。(末永陽子)