経済
「円高望む」「住宅需要に影響」 大規模緩和策再修正、兵庫県内企業は状況を注視
日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の再修正を決めた31日、2023年9月中間決算を発表した兵庫県関連企業の幹部らからは「円高の進行を望む」「住宅の需要に影響が出るかもしれない」などさまざまな声が上がった。
日銀は長期金利の事実上の上限としてきた1%を一定程度超えることを容認。オンラインで会見した山陽特殊製鋼(姫路市)の八並敬之常務執行役員は「負債が多い会社ではないので、業績への影響は極めて軽微だ」と冷静な反応。個人的な見解として「行き過ぎた金融緩和は諸外国とのバランスが取れておらず疑問だった。ある程度の正常化はやむを得ない」と評価した。
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