ひょうご経済プラスTOP 経済 鳥獣農林被害額が2年ぶり減少 ピークから半減4億6850万円 捕獲強化や防護柵設置拡大が奏功 22年度県内

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鳥獣農林被害額が2年ぶり減少 ピークから半減4億6850万円 捕獲強化や防護柵設置拡大が奏功 22年度県内

2023.11.28
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情報通信技術でシカを捕獲するおり=兵庫県内(県自然鳥獣共生課提供)

情報通信技術でシカを捕獲するおり=兵庫県内(県自然鳥獣共生課提供)

 兵庫県内の2022年度の野生鳥獣による農林業被害額は、前年度比16・4%減の4億6850万円(速報値)となり、2年ぶりに減少したことが県のまとめで分かった。加害鳥獣の捕獲強化や防護柵の設置拡大などが奏功し、ピーク時の10年度(約9億7400万円)から半減。一度被害に遭うと営農意欲の低下を招くなど影響が大きく、県は、捕獲指導などの支援に力を入れていく。(三宅晃貴)

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