経済
介護送迎車の車庫入れや縦列駐車…動画見るだけで運転上達 神戸の企業「法則学べば事故起きない」
介護施設の利用者を送迎するドライバーの運転技術を高めて事故を減らそうと、車の運転の通信教育を手がけるネイキッドコーポレーション(神戸市東灘区)が、ドライバー向けのeラーニング事業に力を入れている。人手不足に悩む介護業界では、運転に不慣れな高齢の職員らが送迎を担うことが多く、事故時の修理代や保険料などの負担が重いという。運転技術の向上につながる動画を見てもらうことで、事業者の負担を減らす狙いだ。(塩津あかね)
同社は自動車ディーラーで営業を担当していた山下裕隆社長が2004年に設立。当初はディーラーと損害保険代理店をつなぐビジネスを手がけていたがうまくいかず、08年に運転技術の通信教育に転換した。
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