経済
六甲ケーブル、車両や線路など資産を阪神電鉄に承継 「上下分離」を導入 多額の安全投資に対応
六甲ケーブルを運行する六甲山観光(神戸市灘区)は8日、ケーブル事業の資産を親会社の阪神電気鉄道(大阪市)に承継し、運行と設備管理に特化する「上下分離方式」を来年4月に導入すると発表した。
六甲ケーブルは昨年、車両下のフレームに複数の亀裂が見つかり、2回にわたり計4カ月半運休した。安全性向上に多額の投資や修繕が見込まれることから、阪神電鉄の資金力を活用し、事業の継続を図る。
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