経済
ノーリツ、水素燃料の給湯器開発 CO2排出ゼロ、25年以降に実用化へ
給湯器大手のノーリツ(神戸市中央区)は14日、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素だけを燃料とする家庭用給湯器を開発したと発表した。燃えやすい水素の炎をコントロールするバーナーを備えるなど安全性を向上。従来のガス給湯器と同水準の給湯能力を実現した。今後、国の認証手続きなどを進め、早ければ2025年の実用化を目指す。(赤松沙和)
水素は、従来の都市ガスと比べて燃えやすく扱いが難しい。燃料の水素ガスと空気を出すバーナーの内部に炎が逆流する「逆火」も起きやすく、爆発するリスクがあった。
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。