ひょうご経済プラスTOP 経済 コンニャク由来のゼリー素材食品など開発 加古川のベンチャーが安藤百福賞

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コンニャク由来のゼリー素材食品など開発 加古川のベンチャーが安藤百福賞

2024.01.19
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商品化した「ナッツバー」を持つシデカスの寄玉昌宏社長(本人提供)

商品化した「ナッツバー」を持つシデカスの寄玉昌宏社長(本人提供)

 インスタントラーメンを発明した日清食品創業者の名を冠し、新しい食品開発に貢献した人を表彰する「安藤百福賞」を、加古川市のベンチャー「シデカス」の寄玉昌宏社長(38)が受賞した。受賞テーマは、コンニャク由来のゼリー状素材「ニンジャペースト」による食品開発と菓子「ナッツバー」の商品化。中小企業の開発者らが対象の本年度の発明発見奨励賞に選ばれた。

 日清グループの財団が主宰する食創会が選定。「健康志向の高まりの中、伝統的な食品加工技術を応用したコンニャク加工品は人気が高く、地域貢献も期待される」と評価された。

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