経済
コンテナ式簡易診療所、石川・珠洲市の避難所に 19日から医師が診療開始 神戸の企業「復興へ支援」
能登半島地震で甚大な被害が出た石川県で、コンテナ式簡易診療所の活用が広がっている。医療用コンテナ開発・販売のヴィガラクス(神戸市中央区)は、これまでに同県内の避難所に2基を届け、19日から医師が被災者らの診療を始めた。ウイルスを外に出さずに取り除く機能を備えており、感染症が広がり始めた真冬の被災地でニーズが高まっている。(大島光貴)
届けたのは、同社が2020年にコンテナ製造会社などと開発した移動型簡易診療所「モバイルクリニック」。建築用コンテナにウイルスを除去する設備などを加え、医療機関で新型コロナウイルス感染症の発熱外来診療などに使われてきた。
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