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兵庫県内マンション、2023年の発売戸数2年連続減 価格高騰で郊外人気、都市部の不振目立つ

2024.01.26
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神戸新聞NEXT

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 不動産経済研究所(東京)が25日発表した2023年の兵庫県内のマンション発売戸数は、前年比23・8%減の2666戸で、2年連続で減少した。近畿地区でも大阪府、大阪市、京都市で減少。価格の高騰に伴い、ファミリー層の郊外需要が旺盛になり都市部の不振が目立った。

 このうち神戸市は35・5%減の971戸。三宮のタワーマンション規制が影響しているほか、大規模な再開発もなく、供給は減少傾向が続いている。同市を除く県内は15%減の1695戸。伊丹市などで大規模物件が売り出されたが、尼崎エリアでの供給が落ち着いたことなどが響いた。

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