経済
植物由来の刺し身やバター「市場性は十分ある」 欧州企業が来日、神戸北野ホテルで調理し意見交換
環境負荷の低減や食品不足の解消など、食に関する課題の解決に取り組む「フードテック」分野の欧州企業4社が1日、「世界一の朝食」で知られる神戸北野ホテル(神戸市中央区)を訪れた。植物由来の原料を使った刺し身など各社が持ち寄った食品を、同ホテルの山口浩総料理長(63)がコース料理に使い、関係者ら約20人で味わった。山口さんは「味に一部課題はあるが、市場性は十分ある」と評した。
国内企業とのマッチングを図るプログラムとして、兵庫県と神戸市、日本貿易振興機構(ジェトロ)が海外フードテック企業を招いた。ホテルでの調理はその一環で、新たな食材を日本で活用する可能性を探る。
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