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新明和工業、ビジネスジェット整備に進出 丸紅子会社と合弁 中部国際空港を拠点 民間航空機事業に本格参入

2024.02.07
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航空機整備の合弁会社を設立する新明和工業と丸紅の関係者ら=愛知県常滑市、中部国際空港

航空機整備の合弁会社を設立する新明和工業と丸紅の関係者ら=愛知県常滑市、中部国際空港

 新明和工業(宝塚市)は6日、丸紅の子会社と共同でビジネスジェットの整備事業を始めると発表した。合弁会社を設立し、中部国際空港(愛知県常滑市)内での整備を担う。新明和は徳島県で主に自衛隊の航空機の整備を手がけており、民間航空機向けに本格参入する。海外の富裕層や国内の企業経営者らを中心にビジネスジェットの需要は拡大するとみられ、国内最大級の整備会社を目指す。

 新会社は「JAMS(ジャムス)」(東京)。丸紅の完全子会社でビジネスジェットの販売や運航管理を行う丸紅エアロスペース(同)と新明和が折半出資する。資本金や売上高予想は非公表。2月中に設立する予定で、社長には丸紅エアロスペースの西川博貴取締役、副社長には新明和の藤本記永民間機整備部長が就任する。

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