経済
川崎重工業 事業損益7億4100万円の黒字 純損失も縮小 売上高は過去最高更新 4~12月期連結決算
川崎重工業(神戸市中央区)が9日発表した2023年4~12月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す事業損益が7億4100万円の黒字となり、9月中間での328億4600万円の赤字から改善した。純損失も9月中間の233億4600万円から134億8千万円に縮小。売上高は前年同期比2・7%増の1兆2290億6900万円となり、過去最高を更新した。
9月中間は国際共同開発した航空機エンジンの不具合に伴い特別損失580億円を計上したため、赤字に転落していた。4~12月期は米国向けの鉄道車両の売り上げが伸び、船舶海洋事業やエネルギー事業などで採算性が改善した。
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