経済
神戸製鋼所 鉄鋼で収益性改善、純利益は過去最高 売上高5.0%増の増収増益 4~12月期連結決算
神戸製鋼所(神戸市中央区)が9日発表した2023年4~12月期連結決算は、鉄鋼事業が石炭価格下落や売価改定で収益性が改善するなどし、経常利益が前年同期比78・9%増の1339億円と同期間ベースの過去最高益となった。純利益も2・3倍の1097億円で過去最高。売上高は5・0%増の1兆8737億円で増収増益だった。
経常利益は、電力部門で神戸発電所4号機が稼働した上、売電価格の目安となる石炭の貿易統計価格より購入価格が安くなる一時的な増益影響もあり伸びた。
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