経済
阪神電鉄社長、兵庫の沿線活性化へ「駅力高める」 本紙インタビューで具体策
阪神電気鉄道(大阪市)の久須勇介社長(62)は神戸新聞のインタビューに応じ、兵庫、神戸の沿線活性化に向け、「定住人口を増やすため駅力を高め、魅力ある駅周辺にする」と語った。高架下を活用し、店舗などを呼び込む考え。今夏で開場100周年を迎える甲子園球場(西宮市)については「次の100年はサステナビリティー(持続可能性)をコンセプトに加え、世界の人が行きたいと思う球場を目指す」と述べた。六甲山エリアでは、山上で開く芸術祭を通し、集客増に力を入れる考えを示した。(大島光貴)
阪神電鉄の線路延長は本線、なんば線、武庫川線、神戸高速線を合わせて48・9キロ(営業キロ)と関西大手私鉄で最も短い一方、51もの駅がある(西代、大阪難波両駅を含む)。本線では95%が立体化を終えた。
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