スマスイ「ペンギン広場」新設 3月から本館のみの営業に

2021/02/26 05:30

神戸市立須磨海浜水族園=神戸市須磨区若宮町1

 神戸市立須磨海浜水族園(同市須磨区若宮町1)は全面建て替え工事のため、3月1日から本館のみでの営業となる。これに伴い、ペンギンや淡水魚は本館に移して展示する。 関連ニュース 【写真】2月末で今のスタイルは見納めになるイルカライブ 新スマスイのシャチに賛否 「ジンベエザメに対抗」「野生より早く死ぬ」 【写真】日光浴するスマスイ「亀楽園」のカメたち

 同園は、西日本最大級の水族館を目指し、24年3月に民設民営でリニューアルオープンする予定。現在の本館は23年5月まで営業を続け、この間の入園料は大人(18歳以上)700円▽15~17歳400円▽小中学生300円▽未就学児無料-に引き下げられる。
 本館2階には、「世界のさかな館」で飼育されているオオサンショウウオなどの淡水魚を展示。本館3階には「ペンギン広場」を新設し、「ペンギン館」からマゼランペンギンを移す。前身の「須磨水族館」(1957年開館)からの歩みをたどる「アーカイブコレクション」も設けられる。
 入園者に思い出をつづる用紙を配布中で、3月から「メッセージボード」として本館で公開される。同園TEL078・731・7301
(小谷千穂)
【連載】ガーじぃが見たスマスイ 一部閉館を前に
(1)まずは自己紹介
(2)世界のさかな館
(3)ラッコ館
(4)イルカライブ館
(5)スマイルカ焼き
(6)震災
(7)アマゾン館など
(8)亀楽園

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