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アベノミクス
問いかけの連載を読む
 政府は、世界経済が新たな危機に陥ることを回避するためとして、来年4月に予定していた消費税増税を先送りする方針を表明しました。内需への好影響が見込まれる一方、年金、介護などの社会保障分野に当て込まれていた財源の確保が厳しさを増すことになります。増税を先送りしていいですか。
消費増税を先延ばししていいですか?
YES
どちらとも
いえない
NO
YES
どちらでもない
NO
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みなさんの声
回答より抽出。最大200字(一部、誤字・脱字を修正)
YES
60代 男性
神戸市須磨区・無職
今、消費税を引き上げると、また物を買わなくなってしまう。折角、ここまで来たのだから消費欲を上げる施策をもっと実行してもらいたい。それから増税すればよい。その間、福祉向上は、スローペースで我慢する。但し、少子化対策は、力を入れて欲しい。手抜きはダメ。
71歳 男性
神戸市須磨区・無職
世界的な景気の不透明さの中、いたし方のない判断だと思う。社会保障分野への財源の確保が厳しさを増すことにはなるが、これは無理に増税しても必ずしも確保される保証があるわけではなく、景気の浮揚こそが急務である。
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どちらともいえない
77歳 男性
篠山市・無職
景気回復が進まない中、消費税増税に踏み切るとますます回復が遅れると思うが、今後の福祉対策への財源が確保できないことも由々しき問題。ただ、消費税率を2%アップすれば本当に福祉に財源がまわるのか、まやかしであるような気がしてならない。
50歳 女性
神戸市灘区・会社員
将来世代への負担増は、全く不公平かつ気の毒だが、現在の自分の生活負担増が苦しいのも事実。消費税を上げるにしても、もっときちんと使い道を明確かつ説明してほしい。今のような使い方では、消費税以外の税金についても議員や公務員だけが無駄遣いをしているようにしか思えない。
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NO
47歳 女性
赤穂市
国の方針として決めたことを先延ばしするのは、諸外国の信用をなくし、且つ、情勢不安との判断に陥らせるから。現在、そうなりつつある。そのことによって、結局は国民が困ることになるから。
56歳 男性
福崎町・会社員
借金を増やすのは反対です。議員を減らすなり、政党補助を減らすなりして社会保障を充実した方が良い。できないなら、消費税を上げる方が良い。
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YES
30歳 男性
加古川市・会社員
民間企業が増税に対応するには、人手が足りなさ過ぎる。働き手が増えない限り根本的な生産年齢人口の減少という課題は解決できず、我々の世代に全てのしわ寄せがくる。
47歳 男性
朝来市・地方公務員
現在、景気は少しずつではあるが上向いてきている。この流れを確かなものにするためにも、正しい判断だと思うから。
68歳 女性
加古川市・主婦
8%に消費税をあげてから消費は落ち込んだままだし、熊本の震災もあったしで延ばした方が良いと思います。
43歳 男性
神戸市中央区・会社員
アベノミクスは失敗だとは言わないが、成功もしていない。そうである以上、税率を上げると景気が悪化するのは分かっている。もう1年安倍政権にやらせて、良くならなかったら潮時だと思う。
65歳 女性
西脇市・主婦
消費税を増大しても社会福祉に反映されていない!又、生活格差が広がり、苦しい人が増えると考える。
71歳 女性
神戸市灘区・無職
増税しても、その税収を目的にちゃんと使うのか疑問に思う。何をするにも、まず形を整える、と称し、物・人等訳のわからないところに使われそう。それよりも、今の無駄を修正されたし。
40歳 女性
神戸市兵庫区
アベノミクスは一定の効果はありますが、生活困窮者には届いていません。他の社会保障費等が軒並み上がっています。全ての人に掛かってくる消費税を今上げることは大変危険です。あと、消費税を使った内訳を毎年出して欲しいです。何に使われているか分からず、納得していない人も多い。あと、軽減税率。ややこしい事して掛かるコスト増やさず、すっきりした低コストの方法を。
57歳 男性
明石市・公務員
そもそも消費税が福祉財源というまやかしが酷い。ほとんどが大企業の減税の財源になっている。大企業の内部留保が拡大し続けてるのに、消費税を上げる必要は全くない。パナマ文書の解析をして、しっかりと課税をするのが先決。
どちらともいえない
59歳 女性
神戸市西区・アルバイト
選挙対策での先延ばしはやめてほしい!でも、上げなくて予算が成り立つのならば、上げる必要がない!
67歳 男性
神戸市東灘区・無職
 現代の大課題である福祉対策に欠かせない財源をねん出する法は増税以外に考えられないのであればそれはやむを得ない。ただし、庶民感覚としては増税は生活に響くので、どうせ上げるのならさっさとしてほしいという感覚と、なるべくなら先送りしてほしいという感覚の両方がある。
68歳 女性
明石市・専業主婦
本当は上げた方がいいとは思うけれど、今景気が悪いし、消費が余計に冷え込むから
58歳 男性
伊丹市・会社員
 国の借金解消の先送り、年金・福祉等の施策の停滞という点からは、先延ばししてはいけないとは思いますが、現実問題家計が苦しい状況にあっては、少し助かります。
NO
48歳 男性
神戸市須磨区・会社員
結局生活が困窮されている方々の負担が減らないままになるからです。代わりに所得税をあげるなら、それもいいですが、前回のように使い道に嘘をつかないで欲しいです。
67歳 男性
伊丹市・無職
今後増え続ける社会保障費などの財源をどこに求めるか考えたとき、国民が概ね公平に負担する消費税が適当
40歳 男性
神戸市北区・会社員
先延ばしすることで、社会保障や医療などの負担増に対する財源が不足する。また、国全体がが抱える赤字国債などがさらに増加し、将来世代への負担が増え、さらに悪循環と言うスパイラルに陥るはずであるから。単なる選挙対策での先延ばしは許されない。
68歳 男性
神戸市須磨区・建築家
1)与野党が合意した事を、時の首相の一存で延期するのは政治への信認をゆるがしてしまう。2)財政の健全化にほっかぶりして、景気対策と称してお金をばらまくのは無責任の極みだ。3)子供や孫の世代に借金を背負わせるのは理不尽だ。
58歳 女性
神戸市西区・パート
将来を見据えてここでえいやっと上げてしまうべきだ。そうしなければもう日本の財政は破たん寸前だ。国民に分かってもらう努力と身を切る改革が必要だ。私も身を削るから皆さんもここを踏ん張ってほしいと頼めば優秀で我慢強い日本人なら理解できるはずだ。
79歳 男性
神戸市須磨区・年金生活者
国としてもっとも大事なことは健全な財政と社会保障の充実です。これらを支えるのが消費税です。問題があっても消費税は上げるべきです。
52歳 男性
加古川市・会社員
社会保障はしなければいけない。それに見合う財源が必要。増税を先延ばしにして、社会保障を計画通りに行う、その財源は、赤字国債?。負担は将来へ先延ばし。これらを総合すると消費税増税を先延ばしにするのはいかがなものかと思う。
46歳 女性
神戸市兵庫区・契約社員
国の借金が多すぎるからです。税収の範囲内で、国の運営が出来るように期待します。
消費税再増税の延期は評価できますか?
評価できる
どちらとも
いえない
評価できない
末松 信介
伊藤 孝江
片山 大介
湊 侑子
下家 淳の介
水岡 俊一
金田 峰生
候補者の意見
紙面より転載。最大100字
どちらともいえない
湊 侑子
(諸・新)
消費税増税により景気は悪化しました。延期は最低限実行すべき政策ですが、2年半後の再増税は経済の停滞につながるため、5%の減税を行い、経済成長による税収を目指すべきです。立党以来消費税増税には反対です。
評価できる
末松 信介
(自・現)
中国など新興国の経済が落ち込んでおり、伊勢志摩サミットでは、「新たな危機に陥ることを回避するため」、「適時に全ての政策対応を行う」ことで合意し、そのことが首脳宣言に明記されました。
評価できない
水岡 俊一
(民・現)
現在の経済状況では消費税率の引き上げをすべきでない。景気の腰折れの要因となる可能性が高い。そもそも、消費税率引き上げができる環境をつくると言ったものの、その経済環境が実現できなかったためによる先送りだ。
評価できない
金田 峰生
(共・新)
「先送り」でなく、きっぱり断念すべき。アベノミクスで大企業は史上最高の利益をあげたが、賃金は5年連続、個人消費は2年連続マイナス、経済は悪化。政策の破綻・失政の原因を認めず、増税路線に固執している。
評価できる
伊藤 孝江
(公・新)
増税延期の理由は世界経済のリスクを回避し、デフレ脱却で経済の好循環を確実にするためだ。サミットでは各国が危機回避へ、あらゆる政策をとるとの認識を共有した。延期は、その一環で判断されたと理解している。
評価できる
片山 大介
(お・新)
前回の消費増税の影響で消費の低迷が続いている現在、さらに増税すれば景気が腰折れする可能性が高い。増税の前提となる議員・公務員の身を切る改革もなされていない。
どちらともいえない
下家 淳の介
(日・新)
消費税を8%に上げたことで消費マインドが縮小し回復していない。消費増税はデフレから脱却するまで凍結すべきだ。消費税マイレージのような消費マインドを変える制度の導入を主張する。
調査方法について
有権者の
意見
本紙読者、神戸新聞ネクスト購読者らを対象に、参院選で争点となることが予想される七つの政策課題について、「Yes(はい)」「No(いいえ)」「どちらでもない」の三者択一で尋ねた。回答期間は6月14~24日の計11日間(1問あたり3日間)。インターネットやメールで募り、県内外から延べ1447件の意見、提案が寄せられた。