地産地消くらぶ
<47>JA兵庫みらい小野無花果部会長 河嶋和美さん(72) 小野市
大手電機メーカーで約40年、テレビ開発一筋。62歳で退職し、ふるさとの小野市に戻り、約3・5アールでイチジクを育てる。きっかけはJA兵庫みらいの広報誌。記事を見た妻の勧めで参加した栽培講習会だった。
もらった枝を実家の農地に挿し木した。夏、見る見る成長した木が大きな実を付けた。「自分でできるんじゃないか」。使われていなかったビニールハウスのパイプを農家からもらい、栽培施設を建てた。畝を立て、木を増やし、翌年には市特産イチジク「おのこまち」を出荷。小野無花果部会(17戸)に加わった。
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