地産地消くらぶ
<63>みつばグループ代表 安藤松子さん(74)多可町
地元特産ブランド鶏「播州百日どり」を使ったまぜご飯のもと「とりめしの具」(3合用240グラム=864円)を売り出したのは23年前。その後も関連新商品を作り、生産者を支える。
きっかけは1995年、兵庫県加美町(現多可町加美区)が特産品づくりを目指して開いた市民講座だった。主婦仲間3人で、集落の祭りなどで食べてきた鶏のまぜご飯の商品化を提案。講師に「絶対売れる」と太鼓判を押された。1年かけてレシピから包装、真空パック化などを準備した。「みつばグループ」を立ち上げ、翌96年には同町内初の道の駅オープンと同時に発売。今も地元の特産品として人気を集める。
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