地産地消くらぶ
<74>麺工房梵天社長 辻田誠さん(58)川西市
地元の野菜をたっぷり入れた冷凍真空パックのカレーを次々に開発し、JA兵庫六甲の直売所で販売している。トマト、ピーマン、カボチャの3種。メインの野菜が全重量の40~50%。素材の味が口いっぱいに広がる。「農家が丹精した野菜の力を出し切り、とんがったカレーにできた」と笑みを浮かべる。
「作った料理をその場で評価してもらえるのが魅力」と、服飾販売会社経営から飲食業に転じた。大阪のカレーうどん店で1年間修業し、今の地でフランチャイズ店を開いた。2012年、「自分の味で勝負したい」と独立した。
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