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<75>畑特産物生産出荷組合組合長 梅谷幸男さん(71)養父市

2020.06.16
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爽やかな香りが広がる自身の畑で定番のつくだ煮(右)と「山椒ジェノベーゼ」を持つ梅谷幸男さん=養父市畑

爽やかな香りが広がる自身の畑で定番のつくだ煮(右)と「山椒ジェノベーゼ」を持つ梅谷幸男さん=養父市畑

 高さ2メートル余りの木々が並ぶ園地に5月末、すがすがしい香りが広がっていた。収穫期を迎えたサンショウの実が鈴なりに。明治期に植物学者の牧野富太郎が、兵庫県養父市八鹿町朝倉で発見した新種を「アサクラザンショウ」と命名。香り成分のリモネンが豊富で、江戸時代に徳川家に献上された記録も残る。

 「ピリリと辛く、後味は爽やか。子どもの頃からあちこちの庭に植わってましたよ」。同市東部の畑地区で共同出荷を始めた農家らが組合を設け、1984年に地区の全戸が加入。酒やしょうゆなどで煮詰めたつくだ煮を主力に、山菜の加工品などを販売してきた。

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