地産地消くらぶ
<77>JA兵庫南メロン部会・部会長 小山博嗣さん(45)稲美町
夏になると朝、JA兵庫南の直売所に人だかりができる。お目当ては、中元や盆の贈答品としても人気を集める夏の味覚だ。
1986年、複数の農家がトマト栽培後のビニールハウスで育て始めた。直売が人気を呼び、89年に「いなみ野メロン」と命名。糖度13以上の基準を設け、最新品種の試作も重ね、質を高めてきた。今では同JAメロン部会の14戸が計約2・5ヘクタールで栽培。6月下旬~8月中旬、10月中旬~11月上旬に計約40トンを出荷する近畿有数の産地だ。
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