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地産地消くらぶ

<81>長手長栄堂社長 長手康祐さん(58)洲本市

2020.09.15
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淡路島産の鳴門オレンジなどを使った商品を手にする長手康祐さん。手前は菓子に加工中の蒸したイチジク=洲本市本町1

淡路島産の鳴門オレンジなどを使った商品を手にする長手康祐さん。手前は菓子に加工中の蒸したイチジク=洲本市本町1

 兵庫県淡路市の休耕田に淡路島原産のかんきつ「鳴門オレンジ」の若木が立ち並ぶ。郷土の味覚を守ろうと、2年前に植えた苗木約130本は1メートル余りに育つ。

 皮の蜜漬け「鳴門漬(づけ)」は昔からの郷土菓子。かつて島内で生産される果樹の4割を占めたが、温州みかんの台頭に高齢化も重なって農家は10戸余りに減った。本業の和洋菓子作りに農業を加え、月に数回の草刈りや肥料やりを続ける。「農産物を育てるのは大変。実がなるまでまだ数年かかるが頑張らないと」と笑う。

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