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<90>嶋本食品社長 嶋本育史さん(59)南あわじ市

2021.03.16
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金猪豚の生肉や生ハムなどの加工品を前においしさの魅力を語る嶋本育史さん=南あわじ市松帆志知川、嶋本食品

金猪豚の生肉や生ハムなどの加工品を前においしさの魅力を語る嶋本育史さん=南あわじ市松帆志知川、嶋本食品

 「ゴールデン神出」。豚とイノシシを掛け合わせた猪豚(いのぶた)の品種だ。かつて広く生産された神戸市西区神出町の名を冠するが、その名を知る人も少ない。血を継ぐ猪豚が、兵庫県南あわじ市の食品卸、嶋本食品で育てられている。「金猪豚(ゴールデンボアポーク)」。全国有数規模の約千頭を育て、兵庫県内外に出荷する。

 1960年に父が創業し、牛や肉用鶏などを育て、売っていた。大学に入る直前の70年代、父が近くの養豚場を引き継いだ。だが、豚の飼育経験はゼロ。父を支えようと、夏休みには養豚場で研修し、精肉店でアルバイトをした。卒業後は食肉技術学校で畜産を学び、25歳で地元に戻った。

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