ひょうご経済プラスTOP 経済 麦の甘みと豊富な食物繊維…健康食材もち麦でパン開発 煮豆メーカー・マルヤナギが加東市やJAと連携

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麦の甘みと豊富な食物繊維…健康食材もち麦でパン開発 煮豆メーカー・マルヤナギが加東市やJAと連携

2021.12.08
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もち麦パンプロジェクトを始動させた柳本勇治・マルヤナギ小倉屋副社長(手前左端)ら関係者=加東市下滝野、滝野公民館

もち麦パンプロジェクトを始動させた柳本勇治・マルヤナギ小倉屋副社長(手前左端)ら関係者=加東市下滝野、滝野公民館

もち麦を使ったバゲットを手にするサ・マーシュの西川功晃シェフ

もち麦を使ったバゲットを手にするサ・マーシュの西川功晃シェフ

加東市産のもち麦を原料に開発されたパン

加東市産のもち麦を原料に開発されたパン

加東市産のもち麦を原料に開発されたパン

加東市産のもち麦を原料に開発されたパン

 煮豆・つくだ煮メーカーのマルヤナギ小倉屋(神戸市東灘区)は、加東市とJAみのり、兵庫県内のベーカリーと連携し、県産もち麦を使ったパンを普及させる「ひょうごもち麦パンプロジェクト」を立ち上げて7日、兵庫県加東市内で発表会を開いた。健康志向に応えて工夫を重ねた商品を販売している。

 マルヤナギ小倉屋は、食物繊維を豊富に含む健康食品としてもち麦に注目し、主力工場を置く同市でJAみのりに栽培を依頼して商品化している。2019年には、同市と市民の健康増進や農業振興分野の連携協定を結んだ。

 もち麦パンプロジェクトは、多くの人に手軽に食べてもらおうとパン店に呼び掛け、神戸や播磨の8社が参加を決めた。「サ・マーシュ」(神戸市中央区)の西川功晃シェフによると、膨らみにくい上、もっちりとした食感を引き出す配合の見極めが難しく、パンにはあまり使われてこなかったという。

 それでも腕利きの職人たちはレシピを試行錯誤し、あんパン▽バターブレッド▽玄米パン▽ミニ食パン▽ミルクレープ▽ベーグル-などをバラエティー豊かに仕上げた。

 自らも初めてバゲットを焼いたという西川シェフは「麦の甘さを感じられて、毎日食べたくなるパン。もち麦の今後の可能性を感じた」と支持の広がりに期待する。

 参加店はさらに増える見通しで、マルヤナギ小倉屋の柳本勇治副社長は「おいしくて健康に良い新しいパン。普段から食べてほしい。食や健康に対する関心の高まり、農業振興、地域の活性化にもつながれば」とPRした。

(赤松沙和)