経済
神戸牛や須磨沖の養殖サーモン…地元食材をまつわる物語とともに 「語り部レストラン」三宮に開業
飲食チェーン情熱ダイニング(神戸市中央区)は11月30日、神戸の食を五感で堪能できる語り部レストラン、「FARM TO TABLE『KANBE』」(ファームトゥテーブル カンベ)を神戸・三宮に開業した。地元食材にまつわる多彩なストーリーを、料理とともに楽しめる。
同社は神戸・三宮を中心に居酒屋など7店舗を展開している。
新店のメニューは、当日仕入れた新鮮野菜をふんだんに使ったスープや、神戸・須磨沖で養殖したサーモンのグリル、神戸牛のポアレなどのコース料理2種類(1万5400円、1万9800円)。
食材の9割以上が神戸産。長さ18メートルのカウンターを配し、支配人が神戸の農漁業や食の歴史などを紹介しながら料理を提供する。神戸の風景などをイメージしたプロジェクションマッピングや音響も楽しめる。
池原晃喜社長(55)は「地産地消を積極的に発信し、魅力的な食文化を未来へつなぎたい」と話す。正午から(土日祝のみ)と午後6時半から各2時間のコースがある。月、火曜定休。3日前までの予約が必要。カンベTEL078・332・3317
(赤松沙和)





















