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ブンコレ~おすすめ文具コレクション

【4】クリアレーダー 透明!消したい文字見える

2019.11.23
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ケースの四隅の切り落としは、圧力を分散して折れにくくする。クリアレーダーは110円、165円の2種=大阪市都島区、シード

ケースの四隅の切り落としは、圧力を分散して折れにくくする。クリアレーダーは110円、165円の2種=大阪市都島区、シード

シードのプラスチック字消し「クリアレーダー」=10月30日、大阪市都島区内代町3

シードのプラスチック字消し「クリアレーダー」=10月30日、大阪市都島区内代町3

シードが手掛けてきた字消し=10月30日、大阪市都島区内代町3

シードが手掛けてきた字消し=10月30日、大阪市都島区内代町3

シードのプラスチック字消し「レーダー」=10月30日、大阪市都島区内代町3

シードのプラスチック字消し「レーダー」=10月30日、大阪市都島区内代町3

シードが手掛けてきた字消し=10月30日、大阪市都島区内代町3

シードが手掛けてきた字消し=10月30日、大阪市都島区内代町3

 消しゴムといってもゴムではなく、正しくは「プラスチック字消し」。発売から半世紀の「レーダー」は青のケースと白い本体でおなじみですが、今年9月に透明な「クリアレーダー」が登場しました。消したい文字が透けて見えます。

     ◇◇

 製造元のシード(大阪市)は1956年、世界に先駆けてプラスチック字消しを開発した。レーダーは68年に投入した看板ブランドで、当時の最先端技術の象徴だった電波探知機から命名した。

 単価10円という時代に20円・30円・50円の3種で設定したが、70年に雑誌「暮(くら)しの手帖(てちょう)」の消しゴムテストで、33種類の中から「性能がトップ」「値段も安い」と絶賛され、全国で爆発的に売れた。

 材料は油とプラスチック、炭酸カルシウムなど。配合して加熱しながら混ぜて最適な硬さにする。型に流し、使いやすい大きさに切る。

 が、「消し味」を左右する炭酸カルシウムを入れると白くなってしまう。工夫と手間を重ね、発案から約5年で透明度と性能を両立させた。新旧ファンがすぐさま探知し、売り場から見る見る消えているそうで。(佐伯竜一)

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