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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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クネクネ曲がる上り坂「七曲がり」の由来は? 神戸・垂水 2018/09/10

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地元で親しまれている市道「七曲がり」=神戸市垂水区名谷町(撮影・末吉佳希)

 第二神明道路の名谷インターチェンジ(神戸市垂水区名谷町)から名谷町交差点へ。南北に延びる兵庫県道長坂垂水線を横断すると、そこから結構なクネクネの上り坂が続く。地元で「七曲がり」と呼ばれ親しまれる道だ。

 神戸市道路部管理課に道路の縁起を聞いた。正式名称は市道名谷高丸線。七曲がりは主に名谷町交差点から福田中学校の南側を通過し、次の信号辺りまでの区間を指すという。

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 長さ934メートル、高低差58メートル。片側1車線で急カーブが連続しているのは、もともと段々畑だった斜面を切り開いたから。第二神明道路の建設工事用に、1960年代に造られた。当初はダンプカーがひっきりなしに通過したが、70年4月からは一般車両も通行できるようになった。

 では、少し謎めいた通称はどこから? 地図を眺めると、一つ、二つ、三つ…。確かにカーブは七つあるような。しかし辞書を引くと、仮説はいとも簡単に覆された。「道路・坂などが、幾重にも曲がっていること」。おかげさまで、一つ賢くなりました。(上杉順子)