阪神・淡路大震災からの復興と重なったデフレ不況の中で、再生の道を歩んできた経営トップへのインタビュー連載企画「明日を拓(ひら)く」。シリーズ第2部は、神戸・三宮を起点に大型専門書店を全国展開するジュンク堂書店社長、工藤恭孝さん(64)に聞いた。「震災体験が今のジュンク堂をつくった」。こう語る工藤さんに、震災発生の1995年1月17日から振り返ってもらった。(鎌田倫子)