阪神・淡路大震災やデフレ不況を生き抜いてきた経営トップへのインタビュー連載企画「明日を拓(ひら)く」。第5部は、鉄道を軸に百貨店や宝塚歌劇などを運営する阪急阪神ホールディングスの角和夫社長(65)に聞く。阪急電鉄で長く鉄道の現場を経験し、トップとしてバブル期の負債処理や、阪神電気鉄道の統合など多くの難局を乗り切ってきた。震災20年を迎えることしは、神戸三宮の駅ビル再建に着手し、神戸のまちづくりに貢献したい考えだ。(桑名良典)