ひょうご経済プラスTOP 連載一覧 世紀を越えて 大和製衡 編 (中)組み合わせはかり 食品の計量、精度高く

大和製衡 編

(中)組み合わせはかり 食品の計量、精度高く

2020.12.04
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大和製衡の組み合わせはかり。上から供給されたチーズは周縁部の計量箱に分かれて入り、目標の重さに最も近くなる組み合わせを算出して、下方へ送り出す=神戸市西区見津が丘6、六甲バター神戸工場

大和製衡の組み合わせはかり。上から供給されたチーズは周縁部の計量箱に分かれて入り、目標の重さに最も近くなる組み合わせを算出して、下方へ送り出す=神戸市西区見津が丘6、六甲バター神戸工場

 神戸市西区のチーズ工場にステンレスの輝きが目を引く計量装置がある。

 一口サイズのチーズが周縁部に並ぶ箱状の計量器に滑り落ちていく。カコン、カコン、カコン…。計量箱の底は開閉するようになっており、コンピューター制御で底が開けば、必要な量のチーズが落下して袋詰めされる。

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