経済
関西スーパー総会・質疑応答(1)株主「イズミヤは経営苦しい、考え直して」専務「経営環境から望ましいと判断」
関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市)は29日、伊丹市内のホテルで臨時株主総会を開いた。エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリンググループとの経営統合案など計5議案を提出し、株主からの質疑が相次いだ。
株主との主なやり取りは次の通り。
-イズミヤは経営が苦しく、統合は考え直してほしい。
関西スーパー・中西淳専務「H2Oとは、単独ではなし得ない取り組みをしてきた。統合は企業価値と株主の利益に大きく影響するので、特別委員会を設置し、経営環境から望ましいと判断した」
-H2O傘下に入っても、関西スーパーが良くなるよう頑張ってほしい。
関西スーパー・福谷耕治社長「10年、20年後にあるべきスーパーを目指す。少子高齢化や人口減少が進むが、地域に必要とされるよう3社が個性を生かしながら、わくわく感のある店づくりを進めたい」
-オーケーからいろんな通知が届く。なぜ私たち株主の情報を知らせたのか。
関西スーパー・山口執行役員「株主情報は秘密性があるが、法律上、正当な理由がある場合は株主に名簿を見せられる。オーケーから閲覧の請求があり、正当性があると判断した。名簿管理人の立ち会いのもとで閲覧させた」
■質疑応答 記事リンク■
・(1)株主「イズミヤは経営苦しい、考え直して」専務「経営環境から望ましいと判断」