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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

Kobe
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現場でしか聞けないドラマ伝え500回 2020/03/01

記事

 スマートフォンには情報があふれ、新聞社には日々、役所や警察、企業から洗練された内容の広報文が寄せられる。情報公開も進み、記者たちは街へ出なくとも“ネタ”の端緒をつかめる時代になった。

 ふと立ち止まって考えてみた。今の新聞は、生活者の声を本当に聞いているのだろうか。面白いと思える記事を届けているのだろうか。

 街で暮らす人々に出会い、ネットや広報文には載っていない声なき声を拾う-。アナログ的手法ではあるが、今一度、記者たちが街を歩き、市民と向き合い、読み応えのある記事を発信する。そんな期待を込め、2018年7月、マンスリーシリーズをスタートさせた。

 市内9区中、8区を巡り、おかげさまで500回を刻むことができた。これからも現場でしか聞けない、目にすることができない多くのドラマを探しに街を歩きたい。(報道部デスク 藤原 学)