ひょうご経済プラスTOP 連載一覧 明日を拓く 震災と停滞の先に 第9部 神戸経済界の代表3氏に聞く (2)電力事業 神戸製鋼所社長・川崎博也さん

第9部 神戸経済界の代表3氏に聞く

(2)電力事業 神戸製鋼所社長・川崎博也さん

2016.03.09
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110年の歴史を刻む年表の前に立つ川崎さん。「阪神・淡路大震災は会社存続の危機だった」と振り返る=東京都品川区北品川5、神鋼東京本社

110年の歴史を刻む年表の前に立つ川崎さん。「阪神・淡路大震災は会社存続の危機だった」と振り返る=東京都品川区北品川5、神鋼東京本社

 鉄鋼業など素材産業は世界経済に左右され、業績の浮き沈みが激しい。中国の景気減速で、神戸製鋼所(神戸市中央区)は2016年3月期、3年ぶりの最終赤字に陥る見通しだ。新しい収益基盤を築こうと電力事業に取り組む神鋼は22年度、約400万キロワットの出力を持つ日本最大の独立系発電事業者(IPP)になる。社長の川崎博也さん(61)自身もかつて神戸製鉄所(同市灘区)で石炭火力発電所建設に携わった。(高見雄樹)

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