地エネ新エネやってます
小水力発電 太田明広さん(59)洲本市
農業用水で防災、防犯
洲本市・竹原は4世帯8人のいわゆる限界集落です。市街地から車で15分の距離ですが道路が1本しかなく、大雨の時は山の土砂が流れ込んでよく通行止めや停電になり、大雪で4日間孤立したこともあります。
東日本大震災で東北各地が停電する中、小水力発電のある集落の明かりが消えなかったと知り、ぜひ導入したいと思っていました。市に相談し、2012年から総務省の域学連携事業などで龍谷大や九州大の協力を得て計画が進み、15年3月に水力発電設備が完成しました。
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