市場創造編
軽自動車販売 松尾モータース(5)ニーズに対応 異分野進出にも柔軟思考で
松尾モータースは車両を販売するだけでなく、車検や修理、板金、保険の付帯サービスを提供する事業モデルで収益を改善させた。「鉄砲(車)を売るよりも弾(サービス)を売る」。代表取締役の松尾章弘(56)は力を込める。
リピーターが同社の成長を支える。未使用車を購入した新規客はその後の付帯サービスで固定客となり、次の買い換えで新車を選ぶようになった。軽自動車に特化した当初は売上高の8割が未使用車だったが、今は8割を新車が占める。2017年10月期の売上高は23億円。08年の業態転換を境に売上高は3倍に拡大した。
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。