9日に始動したJ1神戸のスキッベ新監督。大柄で威厳のあるいでたちながら、ユーモアや柔軟な姿勢で人の心をつかむ力を感じた。
大雪の影響で母国ドイツからの飛行機が遅れ、神戸に到着したのは夜の新体制発表会見の直前。サポーターを前に登壇すると、「靴があまりスーツに合っていない」と少しカジュアルなシューズを見せておどけ、笑いを誘った。
囲み取材では、広島時代の戦術について語った。特徴的だった3バックは「キャプテンらと話し、選手が気持ちよくプレーする点を踏まえて使った」。以前のチームでは4バックも採用してきたとし、3バックにこだわらない意向を示した。
若手を積極起用してきたが、広島では36歳の佐々木や37歳の塩谷を例に「年齢を重ねてもさらにステップアップする手助けができた」と自負。神戸の主力ベテラン勢へのエールにも受け取った。
去り際には報道陣に「皆さんと一緒に働けることをうれしく思う」とほほ笑んだ。前任地で愛された理由を垣間見る言葉に、期待が高まった。(井川朋宏)

























