B29による未明の大空襲で、建物が焼け落ち煙がくすぶる中を行き交う市民ら=昭和20(1945)年3月17日、国鉄元町駅から西を望む 
B29による未明の大空襲で、建物が焼け落ち煙がくすぶる中を行き交う市民ら=昭和20(1945)年3月17日、国鉄元町駅から西を望む 

 1945(昭和20)年6月の神戸大空襲から、5日で81年となった。戦時中、現神戸市域では何度も空襲が繰り返された。だが何人が犠牲になったのか、正確な数は今も明らかになっていない。同市が現在公表している死者数は7524人だが、資料ごとに7千~9千人台までばらつきがある。半世紀以上活動する市民グループ「神戸空襲を記録する会」は「8千人以上」としており、空襲被害の実相解明の難しさが浮き彫りになっている。(杉山雅崇)