ひょうご経済プラスTOP 連載一覧 明日を拓く 震災と停滞の先に 第7部 カワノ社長 河野忠友さん (5)後継者の自覚 鞄に商品詰め地方行脚

第7部 カワノ社長 河野忠友さん

(5)後継者の自覚 鞄に商品詰め地方行脚

2015.08.20
  • 印刷
丁寧な作業から生み出される高い品質が、多くのファンに愛されている=神戸市長田区大道通5(撮影・笠原次郎)

丁寧な作業から生み出される高い品質が、多くのファンに愛されている=神戸市長田区大道通5(撮影・笠原次郎)

 3人兄弟の長男として生まれた河野忠友さん。「やんちゃだった」と振り返る小中学、高校を経て、慶応大学ではマーケティングを学ぶ。全日本空輸を経て、父忠博さんらの求めに応じて入社したカワノでは、靴を詰めたスーツケースを抱え、地方都市を行脚した経験も。靴業界の大きなうねりに流されない気骨を今、業界の先頭を駆けた父と重ね合わせる。(黒田耕司)

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。