第7部 カワノ社長 河野忠友さん
(5)後継者の自覚 鞄に商品詰め地方行脚
3人兄弟の長男として生まれた河野忠友さん。「やんちゃだった」と振り返る小中学、高校を経て、慶応大学ではマーケティングを学ぶ。全日本空輸を経て、父忠博さんらの求めに応じて入社したカワノでは、靴を詰めたスーツケースを抱え、地方都市を行脚した経験も。靴業界の大きなうねりに流されない気骨を今、業界の先頭を駆けた父と重ね合わせる。(黒田耕司)
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