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立志編

米穀店いづよね(6)アイデア商品 知恵絞り顧客の声に応える

2018.01.10
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山形県余目町(あまるめまち)の若手農家と交流する川崎恭雄さん(中央)=2016年6月(いづよね提供)

山形県余目町(あまるめまち)の若手農家と交流する川崎恭雄さん(中央)=2016年6月(いづよね提供)

 「顧客の要望に合わせて混乱し、混乱の中から新しい体制を築く」。いづよねの川崎恭雄(やすお)はこの言葉を胸に刻む。厳しい指導で知られた経営コンサルタント、故一倉定(いちくらさだむ)の本で出合った一節だ。

 相手のニーズや依頼を全て実現しようとすると、事業者側は手間が増えて混乱する。その混乱を解消する仕組みができれば、顧客の真の声に基づくものなので百パーセント受け入れられる-。川崎はこう説く。

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