立志編
イーエスプランニング(4)研さん 技術革新の波 新たな事業を
「これから3年、5年をどう生きるか。私たち(中小企業経営者)は問われている」。昨年9月、兵庫県中小企業家同友会が神戸で開いた経営研究集会。同会の代表理事でもあるイーエスプランニング社長の藤岡義己は、実感を込めて語った。人口減少で市場が縮小するのに加え、勢いづく技術革新の波が念頭にある。
駐車場大手は高速道路会社やカード会社と連携し、自動料金収受システム(ETC)搭載車向けのキャッシュレス駐車場を実用化する。技術革新が進んで、自動運転車が将来当たり前になれば、「目的地に着いた車は次の利用者のもとに向かうため、駐車場が減る」との見立てすらある。
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