ガンバル!中小企業
3億投じ勝負の新工場 半導体部品の六甲電子
半導体の部品で「ウエハー」と呼ばれる基板の表面加工を手掛ける六甲電子(西宮市)が、本社の隣接地に新工場を建設した。自動車や携帯電話向けの受注拡大を背景に、従来のシリコンウエハーだけでなく、新たな素材を使ったウエハーの加工事業を開始。電気自動車の普及やスマートフォンの高機能化などに伴う今後の市場拡大に備える。投資額は3億円。小林秀守社長は「これまでと同じことをしていては成長は難しい。勝負に出る」と話す。(井垣和子)
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