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学生が聞く ひょうご企業研究

(6)ホロニック(神戸市東灘区) 長田一郎社長(50)

2018.08.01
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長田一郎社長(左)に話を聞く兵庫県立大3年の池田みずきさん(右)と工藤七海さん=神戸市垂水区海岸通、ホテルセトレ神戸・舞子

長田一郎社長(左)に話を聞く兵庫県立大3年の池田みずきさん(右)と工藤七海さん=神戸市垂水区海岸通、ホテルセトレ神戸・舞子

ホテルセトレ神戸・舞子の外観=神戸市垂水区海岸通、ホテルセトレ神戸・舞子

ホテルセトレ神戸・舞子の外観=神戸市垂水区海岸通、ホテルセトレ神戸・舞子

 明石海峡大橋と淡路島を一望できるホテルセトレ神戸・舞子(神戸市垂水区)など関西を中心に四つの宿泊施設を運営する。気軽に利用できる地域密着のホテルとして、近隣に住む女性ファンを獲得。ランチから結婚式まで幅広く利用されている。兵庫県立大の西岡正教授のゼミ生が同ホテルに長田一郎社長を訪ねた。

 -目指すホテル像は。

 「ブライダルやレストラン事業も行う中小型施設を人々の暮らしに近い地域で展開しています。目指すのは、景色や景観を楽しんでもらい、地元の食材を活用した料理を提供するなど、地域資源を生かすホテル。そんなホテル『セトレ』を神戸や姫路市、滋賀県、長崎市で運営しています」

 -どんな利用者が多い。

 「神戸・舞子では、平日のランチは近所の主婦ら女性客がほとんどです。宿泊も外国人や遠方からの旅行者は少なく、7割が関西在住の方。30~60代の夫婦やカップル、女性同士、女性一人客が多いですね」

 -女性に人気の秘訣(ひけつ)は。

 「例えば、館内のラウンジ。自分で豆をひいてコーヒーを入れたり、ビールをサーバーから注いだりできます。特別なサービスをせず、自由に楽しんでいただけるよう工夫しています」

 -売上高の比率は。

 「ブライダルが主力で、6~7割を占めます。挙式での利用は、神戸・三宮から姫路の方を中心に、年間150組ほど。身近なお客さんにリピーターになってもらう好機で、生涯顧客をつくる重要な事業です」

 -ブライダルの戦略は。

 「専門の結婚式場と違って宿泊できるのが強み。記念日などに来てもらえるので、関係を継続できます。挙式した人を招待するパーティーを半年に1回開き、当時の情感に浸ってもらうなど工夫を重ねています」(まとめ・大島光貴)

〈メモ〉1998年設立。11月に奈良に進出、2020年に京都にJR西日本とホテルを開業予定。従業員237人。18年3月期売上高21億円。19年春の採用予定は8人。神戸市東灘区向洋町中6の9。TEL078・858・6908