経営新潮流
(40)冨士発條 社長・藤井啓さん
車載用電池部品で躍進
ガソリン車から電気自動車(EV)への転換が加速する中、車載用二次電池部品で躍進する金属加工会社が但馬にある。同電池の収容ケースで高いシェアを持つ冨士発條(朝来市)だ。ケースの金型の設計・製造から製品の評価まで全て自社で担うのが特長。藤井啓社長(59)は「田舎だからこそ人がまねできない強みを磨かないと」と、“完全自前主義”を推し進める。(井垣和子)
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